2017年09月12日
ARES Amoeba M4-CCRを掘り出していじっています その2
初心者デスから
とりあえずメカボックスを開けますと銀色の粉末がベベルからスパーあたりまでびっしりと…
原因は砕けたサマリウムコバルトモーターのピニオンギア。最初にCCRを手に入れた頃「サマコバ」入れたら超レスポンスいい!という言葉に踊らされた結果です…モーター位置調整大事!あとマルイのピニオン柔らかいので交換しないとダメ。
カスタムの方向性
さて、気を取り直してメカボックス洗浄、軸受接着と下準備をしていきます。さて、今回組み込もうと思って用意したパーツが
・ ZC 13:1ハイサイクルギア と φ5.5ネオジム磁石(秋葉の千石で購入50円)
・ マルイ HC用ベベルギア と 逆転防止ラッチ(パトリオットから拝借)
・ ARES ベアリング入りスプリングガイド
・ M4でんでんむしと SHSのタペットプレート
目指す所は、セミ重視で超ハイレスポンス、静粛性、集弾性の向上。キレのいいCQB用スペシャル!ということで…バイスでノーマル位置にネオジム磁石を圧入(極性に気をつけましょう)、でんでんむしの組み込み用にSHSのタペットプレートを加工、SIM調整と定番作業をこなしていきます。
思いつきと迷走
ところで…友人のハニーバジャ用にと用意した流速カスタム用重量ピストンと空気量多めのシリンダが余っておりまして…
・ ACE1 サイレントピストンヘッド アルミ製 +ノーマルピストン(ノーマル+10gの36g)
・ ACE1 サイレントシリンダヘッドType B Ver3用(ノズル径が太い方)
・ WII TECH ハイパフォーマンスシリンダー 360mm以下(有効ストローク52㎜)
これも有効に使えないかなと思うのですが、「増えた空気量を重量ピストンで効率的に空気押し出して素敵!?」と夢みてみたものの…そもそも「流速用のピストンを使ってタイトバレル!?」「サイレントピストンで重量ヘッド?」という当初の目的から外れたツッコミどころ満載の設定で…果たしてどのようなフィーリングになるでしょ?
組み立てと問題
グリスアップして組み上げて、早速トリガーを引きますと…
「ギャッ(沈黙」…orz
この構成ではバネ鳴り防止(?)にとピストン側15㎜、スプリングガイド側で5㎜、合計20㎜のバネストロークを短縮しているため、バネ引きのストロークが足りずセクターのギア最後の歯がピストンにかかった状態でロックしておりました(汗
仕方ないのでセクターを1枚カットいたします。
海のものとも山のものとも
気を取り直して組み上げ、今度はちゃんと撃てました。
初速調整はACE1の M100スプリングで初速90m/sフラット、空気量からもうちょっと弱いバネを期待していましたが初速が上がらないのはピストン重量のせい?空撃ちすると重量ピストン+そこそこ重いバネらしく「ばちこん」っと心地いい打撃感と振動(メカボに良くない感じ)。発射音も流速ほどは爆音にはならず、重いバネを使っているわりにハイサイクルギアとサマコバらしくレスポンスもまずまず。集弾性もノーマルより良好(かといって飛びぬけて優秀でも??)、正直なところフィーリングは悪くないというか、元気のいいノーマル?って感じでむしろ良好といった感じ。
しかしながら自分的には実にしっくりこないw 悪く言えば、イマイチハッキリしない流速っぽいフィーリングといいますか…迷走の結果はコレジャナイ感が満載。
・ 超ハイレスポンス <と いうほどじゃない (減点
・ 静粛性 < そこそこウルサイ (減点
・ 集弾性の向上 < ARESにしては良い?(合格?
自己満足度 60点 orz
ところがどっこい
なんか納得がいかないものの一応キレイに纏まっているし、実践投入してみましょうという事で室内深夜戦に持って行った所…これが予想に以上に真っ直ぐ飛ぶ・当たる・素直で気持ちいい・軽い(2㎏以下だし当たり前)。絶妙のフィーリングとマルイ並みの集弾性、室内の交戦距離ならスナイパーとも撃ち合える正確さ(15mくらいならガス缶をほぼ外さない感じ)、さらに電子トリガーならではのレスポンス。元が2万の格安中華ガンとは思えないw
SL-8 と MP7A1とM4 CCR <ほとんどSL-8しか写ってない
迷走しているつもりが予想以上に上出来で…もうね、なんかこれで良いんじゃね?と半ば自暴自棄になりつつ…それでも俺の目指すCCRはコレジャナイと心でつぶやきヘッドショットを食らう深夜戦でした。(銃が良く出来てもプレイヤーがへっぽこすぎ)
つづく
CCRってクリスベクターのフォルムに似てる