2017年09月14日

ARES Amoeba M4-CCRを掘り出していじっています その4

ネオジム磁石とプリコッキング


ARESのプリコックカスタムと言えばエボログさん、貴重な情報を提供されていて愛読させて頂いています!

エボログ(旧ページ) ARES M4CCR プリコックカスタム 検証データまとめ


自分は今までプリコッキングカスタムを試していなかったのですが、その理由としてバネの解放がひと手間かかる事(11.1Vリポでバーストや解除穴が要追加)、11.1Vのリポを使うと停止位置が安定せずバーストしたり初速が安定しない事。そもそも11.1Vならモーターのトルク/レスポンスが稼げるので、基本的にはプリコックしなくても十分なセッティングに仕上げる事ができると考えています。

M4 CCRやVZ58等はバッテリースペースの問題から11.1Vは難しいですし(CCRはOption No.1のAKうなぎなら入りそう?)、7.4Vのエコな設定ではギリギリの部分が詰めきれない為、プリコッキングをしてみようと思います。


ネオジム磁石に関して

ダイソーに売ってるとの情報がありましたが、4店舗ほど回って発見できませんでした。ホワイトボード用の磁石を破壊するという情報もありましたが。、結局の所

・Amazonで売ってるφ5 x 3mmのもの
・千石電商で売っている φ4 x 2mmのもの
・千石電商で売っている φ5.5 x 2mmのもの


以上を購入してみました。

磁力が弱い or 強すぎると反応しない、極性(裏表)を間違えると反応しない、磁石とセンサーの距離があると反応しない…等々結構シビアな場合もありますので注意が必要です。また磁石が飛び出しているとタペットプレートに接触して干渉します。磁石を取り付けるセクターギアの穴はギアによって異なりますが、深さは大体4㎜です。私が購入した磁石は一応全て反応しました。

φ5.5 x 2mm はZCのギア穴に適合、φ5 x 3mmはARESのギアの供給元が同じと思われるAPSのギアに適合します。しかしながらバイスを使った圧入は位置や極性を間違えたりするとやり直しが出来ません。

そこで、あえてφ4 x 2mmの小口径な磁石を2個使って圧入せず張り付けるだというお手軽な方法を使います。貼り付け後はかなり強力な磁力でギアに張り付きますので、ギアの回転でズレたり外れてしまう事は無いと思いますし、先の細いツールで頑張れば外せない事はありませんので圧入するよりリスクはあるものセッティング向けには良いかと思います。

4㎜のネオジム磁石2個重ね


一応この方法を使用した別のエアガンを数ケ月使用していますが今の所問題はありません。しかし万が一磁石が外れてしまった場合ギアクラッシュに繋がる可能性が高いので、試す場合はあくまでも自己判断でお願いします

プリコッキング停止位置


プリコッキングの停止位置ですが、 ZCの13:1ギアを使用している事もありピストンの停止位置は選択の余地がありません。 ただM4 CCRの場合、オリジナルのシリンダーに最適な停止位置がかなり前の方なので、オリジナル磁石位置の対角線の穴を使用すれば問題はなさそうです。また停止位置が前方という事はバネの圧縮率もそれほど高くなく、ZC M80のバネでクイックリリースを使用しての交換も楽にできましたので、プリコックを解除しなくてもバネがへたってきたら交換すればいいんでは?と考えています。(どれくらいヘタるのかは検証してみます。)

ちなみにこの停止位置では11.1Vバッテリーをつないでもオーバーランでバーストする事ができませんでしたのであまりバネがヘタるようであれば解除用の穴を開けるとしましょう。

初速など



ZC M80バネでノーマルシリンダーの組み合わせにおいて初速は89m/sくらい、バラツキも前後1m/s程度に収まっており室内戦に使用するには誤差を考えると若干高めではありますがかなり良い感じです。

プリコッキングなし


プリコッキングあり


波形比較 上:プリコッキングなしで 18:1 ギア / 下:プリコッキングありで 13:1 ギア
波形比較



動画だとマイクの位置が悪いらしくバネの音ばかり聞こえてしまうので波形を見るとわかりやすいです。実射してみた所でも7.4Vながら11.1VカスタムのARES電動ガンと比べても悪くないレスポンスを手に入れる事ができました。

次当たりで まとめにしたいかな…。

つづく





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Posted by のり  at 16:16 │Comments(0)ARES

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