2017年09月27日

3Dプリンターでパーツを作成してSOCOM MK23をカービン化してみる

SOCOM MK23SOCOM MK23 カービンカスタム


えー、たまにはめかぼ入り電動ガンではなくガスガンのお話しですw

ガス漏れしていたSOCOM MK23を頂きました。私の所属するサバゲチーム?でもSOCOM使いさんがおりまして、メイン武器としても使える静音性と命中精度の高さはハンドガンの枠を超えるものだなぁと常々思っておりました。しかしながら実際にお借りして使用してみると、ダブルアクションのトリガーの重さからどうしてもブレが出てしまいます。そもそもプレイヤーがへなちょこ過ぎてハンドガンのアイアンサイトだと全然あたらないという非常に深刻な問題がw それではいっその事カービン化してしまいましょうという事でHERA-ARMS M1911カービンキットを購入しました(作りたかっただけともいう)。

HERA-ARMS M1911カービンキットを使った静音カービンカスタムは、戦民思想さんのカスタムメニューやコンプリート販売がありますし、「45ACPとNATO弾 (東部戦線異常なし)」の記事で実際の作成過程が紹介されています。

ただ、この辺の作り方だとイマイチ納得できないのはカービン化するにあたって元のエアガンを大幅に加工しており元の機能を維持できていない事。やっぱり合体変形メカ的に30秒くらいで専用工具無しで取り付け取り外しができてすぐにハンドガンに戻せるのが美しいwそもそも普段トレーサーを使う事が多い為、ノーマルのサイレンサーしか取り付けできないようなカスタムは嫌だなぁ…という事で

・SOCOM MK23そのものは基本的に加工しない
・14㎜逆ネジでサイレンサーが取り付け可能
・なるべく簡単に脱着できる


以上を条件として制作していきます。

基本的な加工作業は既に非常に詳しい「45ACPとNATO弾 (東部戦線異常なし)」の記事を参照にしてください。 根性とニッパーとヤスリがあればなんとかなりますw

制作作業の変更点としては、フレームのダストガードを切り落としたくないのでカービンキット側をフレームに合わせて加工します。下部後方のレイル穴を切り落としてしまうのでレイルそのものを短くしようかと考えましたが、とりあえず前方だけネジ止めしてあとは強力なカウル固定用両面テープでごまかしましたw

ダストガードは切り落とさないようにかカービン側を加工


またカービンキット本体にSOCOMのスライドがクリアランス無くきっちり収まるよう固定位置を後方ギリギリにします。ただしこの弊害で金属製のストック固定パーツとハンマーが動作するスペースが干渉してしまい、そのままではトリガーが引けなくなるのでストック固定用のパーツを削ってハンマーが作動するスペースを作ります。

ストック固定パーツを削る


また、カービンキット内でSOCOMが水平にキープされるように3Dプリンターでスペーサーを作成して取り付けました。(写真の白いパーツです、これもエアガンが水平になるまで何度も削って調整します。)

フロント側のアウターバレル固定パーツも3Dプリンターで作成しました。
アウターバレルはKM企画の 「ソーコムMk23専用 サイレンサーアタッチメント - 逆ネジ」とAPSの「エクステンション アウターバレル 14mm 逆ネジ 3本入り」の長いのと短いのを組み合わせるとちょうど良い長さが作成できました。

また、ネタとして8インチのOSPREYサイレンサーについてきたエクステンションインナーバレルを組み込んでいますが…その話はまたの機会にでも詳しく解説します。

3Dプリンターで作成したパーツ


アウターバレルと固定パーツ


組み込み


これらの写真で分かる通り、このカービンキットでは白い2つの3Dプリンターで作成したパーツとアウターバレルでカービンキットを固定する仕組みになっております。本来は後方を抑え込む形で固定するパーツを作成する予定でしたが、自分が考えていたよりかなりしっかり固定できているのでこのままでいこうかと思います。

白い2つの制作したパーツで固定されます


スペーサーが見えますね


実際のカービンキット取り付け作業は

1.カービンキットにSOCOM MK23を差し込む
2.カービンキット前方からアウターバレルを差し込んでねじ込む
3.アウターバレルに固定パーツを差し込む
4.サイレンサーもしくはトレーサーをアウターバレルに取り付ける


たった4ステップで完了します!ドライバ不要で慣れれば30秒で…できるかな?w取り外しも逆手順で行うだけ。これぞ男子の憧れ合体変形メカですw

3Dプリンターでパーツを作成してSOCOM MK23をカービン化してみる


バッファーチューブとスイベルは余りものでAMOEBA ARES Pro M4系で使っていたものを使用しました、ストックもシンプルなものを。

という事で一応外見的には完成!?目的もまずまず達成できましたw
3Dプリンターで作ったパーツは白いABSなので後で黒色に染めましょう。

さて実際に試射してみますと…ちゃんと飛んで当たりますが、たまに変な所飛んできますw いわゆるサイレンサー内部に当たっている感じ。この問題はSOCOMそのものの既知の問題らしく戦民思想で販売している「エストック」をスライド内に組み込んでインナーバレルのブレを無くしてあげれば解消できました。

SOCOM MK23そのものはほぼノーマルなので、相変わらずダブルアクションのトリガーは重いですし、ハンマー回りで音がするので無音ではありませんが、ハンドガンが苦手な私でもちゃんと頬付け状態で構えて撃てるSOCOM MK23カービンカスタムは非常に楽しいですw
ちなみにカービンキットの切削で部屋の中が樹脂のクズだらけになりますorz

次回はエクステンションインナーバレルについて…の予定です





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Posted by のり  at 16:09 │Comments(1)3DプリントSOCOM MK23

この記事へのコメント
こちらの装着動画等は撮影されないのでしょうか
Posted by まーろん at 2018年02月10日 18:03
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